冒険するために生まれてきた

成長を信じて挑戦する冒険者の記録

シャネルの生地でコート作りを冒険してみた②

こんにちは lily です。

 

先日、「シャネルの生地でコート作り」の仮製作をご報告しました。

www.adv60.com

 

やっとのこと、表身頃と裏身頃が出来上がりました。

f:id:lilychaco:20190610162443j:plain

 

f:id:lilychaco:20190610162557j:plain

 

アップリケをつけて、表身頃と裏身頃を合体させて出来上がりです。
もう一息です。頑張ります。

今日は、ここまでのご報告をしますね。

 

生地

生地は、シャネルの青いツイード

素材はウール100%。

f:id:lilychaco:20190512101956j:plain

 

 

作り方レシピと参考にした本

型紙の紙の裏に、作り方が簡単に説明してありました。型紙の取り方は、ほぼこの説明書通りにしました。

「コートを縫おう かたやまゆうこ」の作り方で縫います。「裏つき、どんでん返し」です。

f:id:lilychaco:20190502191344j:plain

 「コートを縫おう かたやまゆうこ」

 

糸と針と接着芯

糸は、フジックス シャッペスパン 60番手。 

色は361番。

ミシン針は11番。

f:id:lilychaco:20190512134617j:plain

針目は、2.7mmくらい。

糸調子は、自動でOK。

接着芯は、ダンレーヌ(黒)を使います。

 

表地 接着芯と伸びどめテープを貼る、縫い代をつけて裁断する

生地に型紙を置く時、工夫すべきでしたが、間違えました。

その上、粗裁ちする時、野放図に切りすぎました。

袖分の生地が足りなくなるところでした。

f:id:lilychaco:20190512135504j:plain

 

生地を粗く裁って 接着芯を貼り、型紙通りに裁断したところ↓

f:id:lilychaco:20190512135838j:plain

 

 

接着芯が足りなかったので、後ろ身頃は全面貼りにできませんでした。

ロータリーカッターと裁ちバサミの使い方は、前回勉強したので、バッチリだったと思います。

伸び止めのために、1.2cmの伸びどめテープを、接着芯の上から貼ります。

f:id:lilychaco:20190512141035j:plain

伸びどめテープは、NittoboのPRIMOR テープです。

直線部分には、PRIMOR J105。

袖ぐりなどカーブの部分には、PRIMOR J401。

 

裏地 縫い代をつけて裁断する

f:id:lilychaco:20190512141157j:plain

裏地は、そもそも説明書に書いてある生地量では足りないでしょ?って感じでした。

裏地の袖ぐりゆとり分を少し減らして、どうにかできました。

 

表身頃を作る

いよいよ、ミシン縫いです。

緊張します。

 

前身頃と後ろ身頃の肩線、脇線を中表に合わせて縫います。

肩と脇の縫い代を、アイロンで割り、すその縫い代もアイロンでおりあげて印をつけておきます。

f:id:lilychaco:20190512150054j:plain

 

表袖を作り、表身頃につける

袖を半分に折って、袖下線を縫って、筒状にします。

縫い代をアイロンで割ります。

f:id:lilychaco:20190512151417j:plain

 

袖を表に返して、表身頃の袖ぐりの穴の中に入れて、中表に合わせます。

袖山に、ぐし縫いをして、イセを入れます。

肩線と袖山、脇線と袖下線を合わせてクリップでとめます。

f:id:lilychaco:20190512160550j:plain

袖下が二重に縫われるように、印から印までぐるりと縫います。縫い代は、1cm。

縫い代は、アイロンで割ります。

 

f:id:lilychaco:20190512170951j:plain

表身頃に袖がつきました。

 

 

裏身頃を作る

後ろ見返しと裏後ろ身頃を、中表に合わせて縫います。

表に返して、縫い代は裏地側へふんわりと倒します。

f:id:lilychaco:20190512174521j:plain

 

 

裏前身頃と前見返しを中表に合わせ、縫止りまで縫います。
前見返しが、1cm長くなっている状態です。
縫い代は、裏地側にふんわりと倒します。

f:id:lilychaco:20190608170228j:plain

 

 

前見返しと裏前身頃の縫い残した部分の縫い代をアイロンで割ります。

f:id:lilychaco:20190608170459j:plain



 

裏後ろ身頃と裏前身頃の肩線を中表に合わせて、縫い代1.5cmで縫います。
縫い代は、見返し部分のみアイロンで割る。
残りの縫い代は、アイロンで後ろへ倒します。

f:id:lilychaco:20190608180411j:plain



 

裏後ろ身頃と裏前身頃の脇線を、縫います。
縫い始めと縫い終わりは布端から1.5cm、他は1cm。
縫い代は、1.5cmですが、きせをかけるので、布端から1cmを縫います。
縫い代は、アイロンで1.5cm後ろ側に。

f:id:lilychaco:20190608181010j:plain

 

 

裏袖を作り、裏身頃につける

袖口見返しと裏地を縫い合わせます。
縫い代は、1cm。裏地側へ倒します。

f:id:lilychaco:20190608215539j:plain

 

 

袖山にイセを入れる準備をしておきます。

袖山の縫い代に布端から、8mmと4mmのぐし縫い。

 (イセを入れるところの前後長めに縫う。)

f:id:lilychaco:20190608215851j:plain

 

 

裏袖を半分に折り、袖下線を塗って筒状にします。

縫い始めと縫い終わりは、縫い代通り、布端から1.5cmを縫う。2cmほど縫ったら、布端から1cmのところを縫う。0.5cmがきせ分。)

縫い代は、1.5cmを、アイロンで後ろ側へ片返しします。

f:id:lilychaco:20190608220039j:plain

 

 

裏袖をおもてに返して、裏身頃の袖ぐりの中へ入れて、中表に合わせる。

肩線と袖山、脇線と袖下線を合わせてとめる。

表袖と同じように、袖下が二重になるように、袖ぐりを縫う。

袖ぐりの縫い代は、1cm。

f:id:lilychaco:20190608220209j:plain

 

 

もう片方の袖もつけて、裏身頃が完成しました。

f:id:lilychaco:20190610162557j:plain

 

 まとめ

本番を縫い始めてから、1ヶ月がたってしまいましたが、「シャネルの生地でコート作り」も、半ばまできました。

仮製作で、型紙の修正や縫い方をおさらいしてから、時間が経ったので、もう一度おさらいしながら縫うことになりました。

 

これからつけるアップリケは、クマノミと貝とウミガメです。

f:id:lilychaco:20190610163529j:plain

 市販のワッペンを表地にアイロン接着して丸く形づくり、裏には裏地を縫い付けました。ブローチのようになりました。

 

次回は、アップリケをつけた表身頃と裏身頃を合体して、コート完成の予定です。

無事に出来上がって、ご報告できますように。

 

ここまでお読みくださって、ありがとうございます。