こんにちは リリイです。
堀江貴文さんは、ライブドア事件で刑務所に入られましたが、出てから、ますますご活躍です。あの事件自体、堀江さんがスケープゴートだったのではと思う時代の流れです。
事件前に出版された本を読みました。
稼ぐが勝ち~ゼロから100億、ボクのやり方~ (光文社知恵の森文庫)
amazon kindle で読みました。
紹介する本
書名:稼ぐが勝ち
著者:堀江 貴文
発行所:光文社
アマゾン・キンドル
概要
会社を立ち上げる意味、どんな時にも営業から、インターネットの可能性などについて若者を啓蒙しようと書かれている本です。
堀江さんの若い時の様子もわかります。
本を読みながら、書き出した文言
マイサクセス
経済は先取りする(儲かるはずの分をみこして先に使ってしまう)
平成不況は、バブルに浮かれて危険を察知しなかっただけ
日本の給与体系はおかしい
大卒初任給が20万、40代が年収1000万。
若者が搾取されている。
「世の中には、搾取して金持ちになる人間と、だまされて貧乏になる人間がいる。」
定期的にリセットしないと、社会は停滞する。
会社の潰し方は、昔は倒産法のみだったが、今は、会社更生法や民事再生法がある。今はリセットの時期。
貯金=銀行にお金を貸している
アルバイト=搾取の対象
就職=他人のリスクコントロールの支配下に入ること
自分の時間は有限
だから会社をたちあげよう
そこで他人に働いてもらうのが金持ちへの一番の道
会社は、人を使うための道具。
他人の力を利用するための仕組み。
他人の力を利用した人間が金持ちになれる。
成功する人間とは、自分の知識や経験なんてちっぽけなものだと自覚し、他人を上手に利用する人間のこと。
常に背伸びしよう。
今の時代は、上が見えにくい。
後ろを振り返っても、何もいいことはない。
宇宙と生命。稼ぐフロンテイアが広がっている。
夢をかなえるのは、最終的にお金。
価値観の多様化あり、「オレは働かない」も一つの選択肢。
現在の問題は、若者にお金がまわらないシステムができてしまっていること。
お金を若者にまわすべき。
シンプルイズザ・ベスト。
会社が一番大切にすべきは、株主。
スピードが勝負、考える前に跳べ。
基本に忠実に。資金繰りの大切さは超基本。
商売の基本は、お金を稼ぐことに対する興味や執着心を持ち続けること。
お金を集める=人のマインドを動かすこと。
巡ってきたチャンスに気づくかどうかによって人生は大きく変化する。
「ものを売るためには、営業をしなければならない。」
営業がすべて。自信をもって営業しよう。
気合と根性。
商売は、金を稼いでなんぼの世界。
お金で結ばれた関係は強い。
信用は大事だけれど、信用してはいけない。のが資本主義。
生半可なことでは褒められないと悟り、ハングリー精神をもってはいあがってくる人間だけが、最後に成功する。
悟りとは、逃避にすぎない。
成功体験の積み重ねが大事。
若者の夢がなくなることで、経済は失速していく。
無常の中にフロンテイアがある。
インターネットの登場によって、何でも売れる時代になった。
私の20字まとめ
ネットにチャンス!小さい成功体験積み会社を起こせ。
感想
堀江貴文さんの成功が、時代を読んで先取りされたものだったことがわかります。
16年前に書かれた本ですが、今こそ読むべきですね。
過去の時代変遷を知り、これからの時代も、大変革が起きることを実感できます。
変わるからこそ、チャンスは無数にあると希望が持てます。
「自分一人の力は限られるし、他人の力を借りよう。
会社というのは、他人の力を利用する仕組みであり、成功への近道。」
という視点が、新しかったです。
価値観が多様化し、社会もリセットされる変換点に来ています。
若者に希望を持たせてくれる本だと思います。