こんにちは lilyです。
先日、車の「バッテリー上がり」を、「ジャンプスタート」で解決しました。
後から振り返って、危険な作業だったことを再認識しましたので、注意事項をご紹介したいと思います。
- 車のバッテリーとは
- バッテリー上がりとは
- 今回のバッテリー上がりの経験
- バッテリー上がりの対処法は
- 私たちがやった危険だったかもしれないジャンプスタート
- バッテリー上がりに対応するジャンプスタートの注意事項
- まとめ
車のバッテリーとは
エンジンをかける、カーナビを見る、音楽を聴く、室内灯をつける、ライトを点灯する、エアコンをつける、窓を開閉する、などなど、車に乗っている時には電気を使っています。この電気は、走行中にバッテリーに電気を蓄えることで、安定的に使うことができます。車のバッテリーは、充電ができる大きな乾電池です。
バッテリー上がりとは
スマホも使う量が多いと、バッテリーがすぐに切れて充電する必要がありますね。車のバッテリーは、速度50km/hで30分ほど走れば、十分に充電することができますし、走行中にバッテリー切れになることはまずないです。エンジンをかけずに、エアコンだけつけていたり、ライトを消し忘れて付けっ放しにしていたりすると、バッテリーが切れることはあります。
スマホやタブレットを使用せず長時間放置していて、久しぶりに電源を入れようとしたらダメだったことはありませんか?これもバッテリー切れですよね。充電したら、電源が入るようになります。
車も同じで、エンジンをかけずに長期間放置していると、バッテリーが切れてエンジンがかからなくなります。スタートボタンを押しても、ブルブル言わず無音で、ボタンが点滅している状態ですね。
スマホでは、バッテリー切れと言いますが、車では、「バッテリー上がり」と言われています。
この頃の車は、バッテリーの性能が良くなって、バッテリー上がりをすることは滅多にないと思います。若い人では、バッテリー上がりを経験したことのある方は少ないのではないでしょうか。
今回のバッテリー上がりの経験
実家にあるホンダN-BOXに乗ろうとした次郎(二男です)が、エンジンがかからないと言います。
スタートボタンを押しても、うんともすんとも反応がないのです。
7月に一度エンジンをかけてはいるのですが、走行はこの2ヶ月していませんでした。
バッテリーの寿命が来ているとは思われなかったので、長期間エンジンをかけてなかったためのバッテリー上がりだろうと推測できました。
JAFの契約はしていなかったので、近くのホンダに電話してみました。お盆期間中でもあり、購入店ではなかったためか、対応してもらえませんでした。
認知症の父は、どうしたらいいかねえと高みの見物です。(数年前の父なら、率先して解決してくれたに違いないのですが)
ブースターケーブルを使ってエンジンを始動した経験がはるか昔にありました。自分たち(私と次郎)でやってみることにしました。
バッテリー上がりの対処法は
バッテリーが古くなって消耗しているときは、バッテリーそのものを交換するしかありません。カーショップやディーラーへ行くなり、通販でバッテリーを購入して自分で交換するなりしましょう。
寿命でないなら、エンジンを始動することさえできれば、その後自走してバッテリーを充電し復活させることができます。
他の車から電気を借りて、エンジンをスタートさせることを、「ジャンプスタート」と言います。
私たちがやった危険だったかもしれないジャンプスタート
⑴ ブースターケーブルを用意
バッテリー上がり車は、ホンダN-BOX。救援車は、フォルクスワーゲン Golf です。
バッテリー上がり車のバッテリーと救援車のバッテリーをつなぐブースターケーブルを、カーショップに買いに行きました。
お店の人に車種を言って、これなら多分大丈夫でしょうと言われて買いました。
2400円ほどでした。
バッテリー上がり車と救援車のそれぞれの取り扱い説明書を引っ張り出して読みました。
⑵ バッテリー上がり車と救援車のバッテリーを近づける
バッテリー上がり車の前に、救援車を持ってきました。
バッテリーは、フロントのエンジンルーム内にあるはずです。ボンネットを開けたことがなかったので、ここでも躓きながら、やっとの事で開けました。
⑶ バッテリーがどこにあるのかを確認
バッテリー上がり車のバッテリー⤵️
救援車のバッテリー⤵️
⑷ ブースターケーブルをつなぐ端子を確認
取り扱い説明書によれば、ケーブルをつなぐ順番も正しい順があるようで、ちょっと緊張しました。
救援車のバッテリーのマイナス端子と思われる場所に、注意書きがあって、バツ印とOKマークが表示してあります。ブースターケーブルの接続場所はバッテリーの外にありました。
⑸ ブースターケーブルを接続
ブースターケーブルをつなぐ順番は、
① バッテリー上がり車のプラス(+)端子に、赤いケーブルの先端を接続する。
② 救援車のプラス(+)端子に、赤いケーブルのもう片方の先端を接続する。
③ 黒いブースターケーブルの先端を、救援車のアース接続用ブースターケーブル接続箇所に接続する。
④ 黒いブースターケーブルのもう片方の先端を、バッテリー上がり車のブースターケーブル接続部(アース接続)に接続する。→これが問題箇所!です。
バッテリー上がり車の方は、バッテリーのマイナス(ー)端子に接続しました。
⑹ 救援車のエンジンをスタート
救援車のエンジンをかけて、アクセルを踏み、回転数をあげました。
⑺ バッテリー上がり車のスタートボタンを押す
エンジンボタンを押したら、エンジン始動できました😆
⑻ ブースターケーブルを、つないだ順番の逆に外す
バッテリー上がりに対応するジャンプスタートの注意事項
ジャンプスタートには、適切なバッテリーケーブルが必要。
バッテリー上がり車と救援車のバッテリーは同じ電圧と容量であることが必要。
これは、確認していませんでした。危険ポイントでした。
車両と車両を接触させないようにする。
プラス端子を接続した瞬間に電流が流れる恐れあり。
まず、接触させることはないでしょう。
取り扱い説明書の図を見直してみると、黒いケーブルをつなぐアース接続は、バッテリーの外の端子を繋いでいます。実際にしたのは、救援車ではバッテリーの外の端子でしたが、バッテリー上がり車では、バッテリーそのもののマイナス端子を使用してしまいました。これも危険ポイントだったのではないでしょうか。
結果的には、事故なくエンジン始動でき、成功したのですが、バッテリーを直で繋がないようにするのは大事なポイントのようです。
JAFのYouTube 動画(もしもの時は・・・JAFが教えるバッテリーのつなぎ方)に、ステップ4が周知されてないのが問題〜というコメントがあり、再認識しました。
まとめ
バッテリー上がりの時の対処法「ジャンプスタート」について、具体的方法と注意事項を紹介しました。
まずはバッテリー上がりにならないようにすることが大事なんですが、スターターケーブルの取り扱い(繋ぎ方)には注意が必要ということだけでも、お伝えできていたら幸いです。
ここまで読んで下さってありがとうございます。