冒険するために生まれてきた

成長を信じて挑戦する冒険者の記録

【20歳の自分に受けさせたい文章講義】古賀史健

こんにちは リリイです。

 

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小さい頃から書くことが苦手です。

読書感想文、夏休みの日記、行動レポートなどなど。

書くこと自体を、できるだけ避けてきました。

「大学卒業するには、卒業論文という長文を書かなければならない」と聞いて、卒業論文を書かなくて良い学部を選んで進学先を決めました。

 

本を読んでも、映画を見ても、「あー面白かった〜」と言います。

何が、どう、面白かったのか、人に伝えたいときに、言葉が出てきません。

夫は、じれったいのでしょう、もういいよ。と諦めています。

 

ブログを書くようになり、写真を多用して、文章の少ない記事を作ってきました。

回数を重ねると、文章に対する抵抗は少しずつ減ってきたようです。

 

先日、書いたブログ記事「古典落語 井戸茶碗」を見ましたよ〜と言ってくださる方があり、私の文章を見て行動を起こしてくださったんだ!ととても嬉しくなりました。

 

伝わる文章を書きたい」と思いました。

 

 

読書感想文を書いて、添削を受けたことがあります。

文章は、起承転結に沿って書きなさいと言われたことがあります。

文章は、ダラダラ長いよりも、簡潔にまとまっている方が良いです。

などなど、聞いたことはあるのですが、実際のところ、文章を書く技術について指導を受けたことはなかったと思います。

 

机の上にある、ガラスのコップについて書きなさいと言われたら、

薄い緑色の透明なガラスのコップがあります。

と、簡単な1文で終わります。

そのガラスのコップが「目に見えるようだ、手にとってみたい」と思わせることはできないでしょう。

 

それで、「書く技術について知りたい」と思うようになりました。

 

思っていたら、出会うものですね。

古賀史健「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を紹介されました。

 

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まだ、読み始めたばかりですが、最初のガイダンスの章から、いくつか印象に残り書き留めました。

 

・文章を書こうとしてはいけない。自分の気持ちを書くという意識を捨てる。

・自分が何をどう思っているのか、自分で言葉にできない頭の中のぐるぐるを、伝わる言葉に翻訳する。

・何かよくわからない部分に言葉を与えることで、より深い理解が得られる。

・書くという再構築とアウトプットの作業を通じて、自分なりの答えをつかむ。

・考えるために書く。

 

私が書けなかったのは、考えてなかったからだとわかりました。

書くことで、頭の中にある茫漠とした思いを再構築し、さらに新しいものを発見し、そして自分が何にポイントを置いているのかを再認識することができる。

書く作業を通じて、考えをより深めることができるのです。

私が書くという作業を避ける時、それ以前に「考える」ということを放棄していたのです。

 

長い年月を無駄に過ごしてきました。

小説も、啓発書も、ビジネス書も、少しは読んできましたが、書き出す行為はしていなかったので、深く考えることなく、通り過ぎていっています。

 

今からでも、書くことで、より深く考える練習をしていきたいなあと、反省した次第です。

 

 

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

  • 作者:古賀 史健
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/01/26
  • メディア: 新書
 

 

 

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