こんにちは lily です。
待っていた カタメリン が届きました。
カタメリンは、加熱不要の固形化補助食品
混ぜた後に加熱しなくて良い固形化補助食品です。
使用方法は、食材を出し汁とミキサーしたものに加えて攪拌・ミキサーするだけ。
ゼリー食を作る時、ソフティアGを使っていました。
ゼリー食用テクスチャー改良材のソフティアGは、食材と攪拌・ミキサーした後に、85℃以上に加熱する必要があります。
大量に作る時や、作ってすぐ食べない時には、衛生的にも加熱は理にかなっていると思うのです。
一人用を少量作って、調理後すぐ(といっても30分以上かかるけど)食べる時には、加熱の一手間が不要だし、面倒だと感じていました。
ニュートリーのHPを見ていて、カタメリンに気づきました。
ミキサー後の加熱不要!?
早く言ってよ〜って感じ。
50℃以上に温めると溶けるって、注意書きがありますが、作ってミキサーしてすぐ食べるものなら、冷たいものは冷たいし、加熱調理した温かいものは食べられる温度で良いでしょう。もう一度熱くする必要はないですね。
病院や施設の給食では、大量に作って保温庫に入れて供するでしょう。保温庫の温度設定が60℃なら、カタメリンで作ったものは溶けてしまいます。
ソフティアGは、60℃までは溶けないと書いてありますから、テクスチャーそれぞれに長所と短所があって、使い分けすることができますね。
カタメリンの添加量の目安は、水分の少ない野菜の場合、総量100gに対し、2〜3.5gです。10ccの計量スプーンすりきり1杯が3.5g。
介護食作りに電子レンジ調理も、とっても便利
さんが山本ゆりさんの電子レンジ料理のレシピを紹介されていました。
電子レンジでこんなに色々できるんだとびっくり感動。一人ご飯や、二人ご飯は、電子レンジで作る方が簡単でいいなと思いました。
「syunkonカフェごはん レンジでもっと!絶品レシピ」の本を購入、利用しています。
今まで挑戦したレシピは、どれも簡単で美味しくできました。
早速、70Pに掲載されているツナマヨピーマンを作って、カタメリンを使ってみました。
介護食 ツナマヨピーマン
【ナマヨピーマンのレシピ】
材料(2人分)
ピーマン4個
ツナ缶 1/2缶
A 砂糖 1t 塩少々
B 醤油 1/2t マヨネーズ 1T コーン適量
作り方
① ピーマンは細切りにして耐熱容器に入れ、ツナ缶の油とAを回しかける。
ふんわりとラップをかけ電子レンジ(600W)で、2分半から3分加熱する。
② 水気があれば捨て、ツナとBを加えてあえる。
参考:syunkonカフェごはん レンジでもっと!絶品レシピ
倍量で作って、一部を嚥下食にもらいました。
食材は26g。
出し汁を入れて倍量に。
総量53g。カタメリンは、総量100gの時の半分ですね。
ミキサーして
カタメリンを、1t 弱入れて、もう一度ミキサー。
小皿に入れて、30分ほどです。トロトロになってます。
こうやって写真にすると、ミキサー食って見た目が悪いですね〜
でも、緑色はなかなか作ってあげてないので、ちょっと新鮮だったかも。
味見しましたが、悪くなかったです。
するする食べてくれたので、喉の通りは良かったみたいです。
緑色の料理が欲しい時は、「キューピーのなめらかおかず うぐいす豆」がいいかしら。
まとめ
ゼリーは上手に食べれます。
料理も、ゼリー状なら食べやすいかなと、試行錯誤しています。
カタメリンは、ミキサーした後に加熱不要な固形化補助食品です。
また、冷蔵庫に入れて冷やす必要もなく、短時間で固まってきます。
使いやすいと思いました。
ただ、ゼリー状にするには、やっぱりミキサー。
作った料理をそのままミキサーすると、単一な濁った色の食欲がわかない一品になってしまいます。
美味しいご飯になって欲しいのに、まずそうなお皿ばかりが並んでしまうジレンマです。
アマゾンで、嚥下食の本はないかと探してみたら、「かむ・飲み込むが難しい人のごはん」という本を見つけました。
「嚥下調整食学会分類2013」の新コード分類に対応 決定版 かむ・飲み込むが難しい人のごはん
- 作者: 藤谷順子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/07/06
- メディア: 単行本
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今年発売されている新しい本でした。これで勉強してみようと思います。
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。