こんにちは lily です。
父との同居、介護生活が始まって、17日目になりました。
今週からは、デイサービスを利用できるようになりました。
昼食は提供されるのですが、食べる力が弱いので、お粥とゼリー状のおかず、レトルト1袋をお弁当に持たせています。
サービスで提供されるおかずも交えながら、食べれているようです。
お昼の食事の心配をしなくて良くなったので、とても楽になりました😁
レトルトの介護食でホッと一息
同居前、食欲が落ちて食べる量がとっても減っていました。病気の進行が一番大きな原因だったと思いますが、同時に噛む力と飲み込む力が落ちていたためと思われました。
お茶やポカリのペットボトルに、とろみ剤を入れてはいましたが、食事自体をどうすればよかったのか、その時は対応策を取れていませんでした。補助的に高カロリーの流動食をジュースがわりに使っていました。
心不全から回復して、一番の問題は食事でした。
最初に食べさせたのは、冷凍庫に入れていたミカンのシャーベット。それからアイスクリーム。
そして、柔らかくしたお粥から。
でも、おかずは?
ミキサーにかけてトロミ付けたらいいのかしら?
でも、ミキサー食は食べてもらえないかもしれないし、どうしましょう。
3年前、放射線治療で飲み込みが辛くなっている時、ミキサーにかけて、テクスチャーを入れて、ムース状にしたものを作ってみたけど、見た目が悪かったせいか、全然相手にされなくて、結局あの時は卵かけご飯で乗り切りました。
今回はどうしよう、食べてくれるかしら、きざみ食ではむせてしまうでしょうし。
ドラッグストアで、レトルトの介護食を見つけたので、ひとつ買ってみました。
キユーピー やさしい献立 おじや 牛すき焼き でした。
味が問題だったのか、形態が無理だったのか、皿を押しやられて食べてもらえませんでした。
噛む力や嚥下に困難がある時には、食事を刻みにしたり、トロミをつけたソースをかけたり、ミキサーにしたりと形態や粘度を変えれば良いとは知っていました。
でも、実際に作るとなると、とってもむずかしいです。
普通の食事でも、決まったメニューはレシピなしで作れますが、私ができるメニューは少ないのです。悲しいかな、お料理上手ではありません。
食べさせることができないと元気になれないし、栄養が重要だという認識は持っています。高カロリーの流動食だけでは食事としては無理です。
途方にくれました😱
昔同僚だった栄養士さんに、久しぶりに連絡して聞いてみました。
すると、キューピーの介護食は美味しいですよ〜とのこと。
ひとつ試してダメだったばかりですが、彼女がいうならと気を取り直し、アマゾンで調べて注文することにしました。
キューピーの介護食では、噛む力に応じて、区分1〜4に分けてありました。
【区分1:容易にかめる】
【区分2:歯ぐきでつぶせる】
【区分3:舌でつぶせる】
【区分4:かまなくてよい】
キューピー やさしい献立 おじや 牛すき焼きは、区分2の歯ぐきでつぶせるレベルでした。もしかしたら、噛むのに疲れたのかもしれません。
お粥をミキサーに軽くかけたものを、するする食べてくれていたので、思いきって、区分4の「かまなくてよい」食事を挑戦することにしました。
最初に注文したのはこちら↓
介護食品 キユーピー やさしい献立 かまなくてよいアソートセット 11種13個入り 【区分4:かまなくてよい】
なめらかごはんは、完全なミキサー粥でした。
でも嫌がらずによく食べてくれました。
鶏肉と野菜、豚肉と野菜、鮭と野菜、白身魚と野菜、どれもするする食べてくれました。
やった〜
これでちょっと安心〜
ホッとしました😆
半年間治療のために滞在した我が家ですが、父にとっては、やはりアウェイ。
認知症が進んだ感じ。
食事の見た目とか、わからなくなったのでしょうか。
とりあえず食べてくれたので、よかったです。
まとめ
離乳食は、最初はミキサー状から始めます。
ゴックン、モグモグ、カミカミ、パクパクと進みます。
介護生活では、離乳食と言わずに、介護食と言います。
三途の川を渡り掛けた父は戻ってきて、ゴックンから始まっているのだと思えば、少しずつ工夫して食事を作るのも楽しめる気がします。
今は最初の時に比べると、形あるものも少し食べれますが、噛まないで良い形態が楽なようです。
たんぱく質の確保のためにも、肉や魚をどうやって食べさせるかも課題でした。
ゼリー(ムース)状にしたら、パクパク食べてもらえたので、また改めて紹介しますね。
手作りの食事だけでなく、レトルト介護食があると介護生活の食事作りが楽になります〜を紹介しました。
ここまで、読んでくださって、ありがとうございます。