冒険するために生まれてきた

成長を信じて挑戦する冒険者の記録

カビ臭い帯 蘇る?

こんにちは lily です。

 

先日、とても久しぶりに着物を着ました。

 

帯がカビ臭いです。

 

年に1度は、虫干しをしたほうがいいと知っていました。

湿気のない晴れた日の昼間に、風通しの良い部屋で陰干しするのです。

したほうがいいとわかっていても、昼間家にいることがまずありません。

仕事に行くか、休みなら、出かけてしまいます。

天気が悪ければ、出かけず家にいることもありますが、そんな日は、虫干しには向きません。

 

いったん、タンスから出して干せば、そのままというわけにはいかず、きちんと畳んで収納するところまで、手がいります。

出して、カビ臭かったりシミになっていたら、対応を迫られます。

現実逃避ですね、臭いものには蓋〜に近いです。

タンスの引き出しは開けない」ことにしていました。

 

もう10年ほど前に、あまりにカビ臭い帯をたまらず、捨てたことがあります。

その時に、もっと着物の保管方法について調べたりしていたらよかったです。

情報があることも知らず、どうしよう〜と防虫剤を引き出しにいれてお茶を濁していました。

 

今回は、調べました。

どうしたものかとネットを検索していたら、着物の保管についてよく説明してくださっているサイトを見つけました。

 

たとう紙は、1-2年に1回は交換したほうがいい!!!

 

えーっ、そんな〜〜〜 

全く知りませんでした、、、 涙

 

 

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たとう紙は着物をたたんでいれる和紙です。

一枚ずつ、たとう紙に包むので、着物の布地にシワがつきにくくなります。

作ってもらった着物も、母から譲り受けた着物も、ずっと同じたとう紙を使っていました。

茶色く変色したものもあります。

 

本も古くなると茶色く変色して埃っぽくカビ臭くなりますね。

あれと同じです。

 

たとう紙が機能していれば、湿気を吸って、着物にカビがつくのを防いでくれるはずなのですが、密閉性の高いこの頃の住居では、1-2年でその機能がなくなるらしいのです。

 

本は、変えようがないけれど、たとう紙は、交換することができます。

 

着物を購入すると、たとう紙に包まれた状態で受け取りますので、たとう紙を別に購入することなど、考えたことがありませんでした。

アマゾンで検索すると、いろいろなたとう紙が売られていました。

どれだけできるかわからないけれど、たとう紙の交換に挑戦しようと思い、購入することにしました。

 

親に作ってもらった着物を、雑に扱ってきたなあと、申し訳なくなりました。

お母さん、ごめんね。

 

kimono-kitai.info

 

このサイトでご紹介くださっているのが、着物のクリーニングやさんの「着物ふじぜん」さんです。

kimono.support

 

早速電話してみました。

カビがついているかどうか、検査した上で、カビが生えてたら、芯の入れ替えと洗い張り、縫い直しをしてくださるとのこと。

とても丁寧な対応でした。

 

これは頼みたい!と思いました。

 

早速、帯を宅急便で送りました。

その後連絡あり、カビ生えてます、シミも多いですとのお返事。

カビ取りいくら、芯替えいくら・・・と説明あり。

一旦電話を切って夫に相談して了解もらいました。

 

作業に時間がかかるらしく、出来上がりは5月下旬になるそうです。

蘇って帰ってくるのが楽しみです。

 

 

タンスの中に長くしまっている他の帯や着物も、出して空気にあてることにします。

梅雨明けの晴れた日がいいのはわかってるけど、今日は晴れたので、数枚の着物と帯を干しました。

(昨日まで雨だったので、本当は明日が良いはず。

でも、タイミング逃したら、また干せなくなるから。)

 

 

もう、着物を着ること自体、ないかもしれないです。

着たければ、留袖も喪服も、今はレンタルがあります。

それに、自分でできないので着付けしてもらわなければならないので面倒です。

だから、今はほとんど洋装です。

 

どうしても残しておきたいものだけに、自分が管理できる枚数に、減らしたほうがいいなと思いました。

 

 

さて、

令和の時代になりました。

 

祝賀ムードは良いですね。

明るくなります。

雅子さまの笑顔の映像(はてなブログ記事で見ました〜)にも、癒されました。

 

明治、大正、昭和と生きている人を見て、すごい!と思ってましたが、自分も昭和、平成、令和を生きてます。

自分がカビ臭くならないようにしたいです。

 

 

いい時代になりますように。